最近注目の動画マーケティングですが、みなさんは利用したことがありますか?
数多くのマーケティング手法の中でも、動画マーケティングは「効果的」なため、注目が集まっています。
とは言え、どんなメリット・デメリットがあるか知っておかないと、動画マーケティングを行えませんよね?
それでは、動画マーケティングのメリット・デメリットを見ていきましょう。
動画マーケティングとは?
動画マーケティングとは、動画を使ったWebマーケティングのこと。YouTubeやSNSでよく流れている広告動画は、動画マーケティングの1つです。
動画マーケティングは、映像と音声でアプローチできるため、画像や文字より効果的なアプローチができるのが特徴。
これまでは「視覚」のみに頼ってきたWebマーケティングが、「聴覚」にアプローチできるようになったわけです。
ユーザーに届けられる情報量が莫大に増えたことで、より質の高い広告を手軽に行えるようになりました。
動画マーケティングは主流になりつつあるので、正しい知識を身に付けたほうがいいでしょう。
動画マーケティングはなぜ流行っているの?
動画マーケティングが流行った理由は、「Web環境」「端末普及」「SNSの拡大」の3つとなります。
昔はパソコンを持っていても、「一家に一台!」なんて時代ではありませんでした。
パソコンはかなり高価なものでしたし、シンプルなコンテンツが多く、ほとんどのユーザーが仕事用として使っていました。
Web環境が整っていたわけでもなく、通信速度も非常に遅かったものです。
今ではWeb環境があることは当たり前で、スマホやタブレットを利用して、いつでもどこでもネットが使えますよね。
Wi-Fiに接続して、毎日動画を見ている方も多いでしょう。
多くのユーザーがWebを利用できるため、ネットを使わないという人の方が少なくなっています。
さらに、最大手の動画サイトであるYouTube、Twitter・Instagram・FacebookといったSNS。
多くのユーザーが、動画配信型のコンテンツを利用しています。
自分から動画を探さなくても、ツイートやタイムラインによって、動画が「拡散」されていますよね。
動画というものが身近になり、自然と受けいれられる時代の流れができています。
これにより、動画マーケティングは効果的な手法となっていったのでしょう。
動画マーケティングのメリット・デメリット
さて、動画マーケティングの特徴がわかったところで、メリットやデメリットを知っておく必要があります。
それでは、動画マーケティングのメリット・デメリットを押さえていきましょう。
メリット
動画マーケティング最大のメリットは、ユーザーに豊富な情報量を与えられることです。
文字や画像のコンテンツと比べると、「映像」「音声」が加わっているため、情報が大量に入ってきます。そのため、ユーザーの意識に残りやすい広告が可能。
また、スマホやタブレットの普及に伴い、多くのユーザーが動画を視聴できる環境にあります。
これにより、膨大なユーザーに対して、アプローチをかけられるようになっています。
ユーザーが多ければ多いほど、マーケティングの効果は期待できるでしょう。
あまりそのコンテンツに興味がない人でも、何度もアプローチされていくと、意識してしまうものです。
例えば、どれだけ打てないバッターでも、100球打席に立てるのなら、バットを当てることができますよね?
もし5球しか打てなかったとしても、打つ回数を増やしてあげれば、ヒットを打つこともできるでしょう。
動画マーケティングでも、同じことが言えますよね。
動画市場は、急速に拡大を続けている大型市場となっています。
YouTubeだけでも、世界中で10億人以上のユーザーが利用しており、日本国内でも5000万人のユーザーがいます。
その中で、ターゲティングユーザーを狙い撃ちできれば、これほど効果的なものはありません。
さらに、動画マーケティングは、アカウントを取得するだけで利用できます。
初期コストがかからないため、取り組みやすいところもメリットです。
どんなマーケティングを行うときでも、コストが大きなものはネックに感じてしまうもの。
なるべくコストは抑えつつ、効果的なマーケティングを行えますよ。
SNS市場が拡大していることもあり、多くのユーザーが動画を見ています。
動画マーケティングのメリットを押さえて、正しいマーケティングを行っていきましょう。
デメリット
メリットばかりの動画マーケティングですが、もちろんデメリットも存在します。
そうでないと、世界中のあらゆる企業が、動画マーケティングのみを利用することになるでしょう。
まず動画マーケティングを取り扱うのなら、動画に関する知識を持っていないといけません。
その中でも、「動画制作」ができないことには、話になりませんよね。
そうなると、動画制作に強い企業に、お願いするしかなくなります。
綿密な打ち合わせを行わなければなりませんし、イメージと違うものが制作される可能性もあります。
せっかく無料で動画を提供できるメディアがあるのに、ムダなコストと時間がかかってしまうでしょう。
また、動画マーケティングは初期コストこそかからないものの、ランニングコストが膨大な金額になりがちです。
と言うのも、大手企業は魅力的な動画コンテンツを制作しています。
それに打ち勝つためには、コストと時間を大量にかけるしかありません。
さらには、費用対効果を判断するためには、継続的に動画戦略を行う必要があります。
結果として、低コストでも始められる動画マーケティングは、継続が難しい手法となってきているのです。
動画市場はユーザー数が多いため、ヒットすれば大爆発しやすいもの。
ですが、やはりメリットしかないマーケティングなんて存在しません。
しっかりとデメリットも把握した上で、取り組むことが大切でしょう。
運用のポイント
効果的な動画マーケティングを行うのなら、素早いPDCAサイクルを回すことがポイントです。
動画市場はまだまだ拡大していく流れですし、投資を行うだけの価値があります。
費用対効果を考えるのなら、今すぐにでも取り組んだほうがいい手法と言えます。
また、コストと時間を抑えたいのなら、自社コンテンツを動画に活かしてみましょう。
一から動画の制作を行っていくより、大幅な時間短縮が期待できます。
さらに、ユーザーにウケの良かったコンテンツを再利用すれば、費用対効果も高くなりやすいですよ。
まとめ
世界中で急激な拡大を続ける動画市場。
その市場を利用した動画マーケティングは、これ以上なく効果のあるマーケティング手法と言えるでしょう。
数多くのメリットがある手法ですが、その分デメリットも存在します。
しかし、正しく取り入れることができれば、これ以上ない戦略になることは間違いありません。
みなさんも動画マーケティングを取り入れて、多くのユーザーから注目される企業を目指してみてください。
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