最近ではSNSを複数使いこなしているのが当たり前の時代になってきて、多くの方がTwitter、Facebook、instagramやさらにはブログなどを使って様々な情報を発信をしていると思います。
ご多聞に漏れず、私も会社ではTwitterやブログ、個人でもTwitterやinstagramなどを使って情報を発信しています。(個人のものは恥ずかしくて晒せませんが(笑))
そんな中で、やはり気になるのが「どれくらいの人が自分のTwitterやブログをみてくれているのだろう?」という事です。
膨大な情報がTwitterやその他のSNSを通して発信されている中で、自分が発信した情報がどれくらいの人にリーチしていて、それを見たユーザーがどんな反応を示してくれているのだろうか?
情報を発信する限りは、誰にも見られていなかったり、反応がなかったりするのであればせっかく書いた記事も自己満足であり、自分が持っている情報や何かを伝えたいという事柄を他のユーザーに伝えるという目的を果たしていないという事になります。
せっかくSNSというツールを使って全世界に自分の情報を発信しているのですから、自分の発信したものがどう見られてどう反応してくれているかを知っておくことはとても重要な事だと思います。
中には「自分のTwitterはまだたくさんの人に見られていないだろうからそんなの見ても意味がないよ」と考える方もいるかもしれません。
でも、例え現在はあまり見てくれている人がいなくても、その今の現状を把握して投稿に反応がない原因を把握・改善をしながら発信をしていく事で徐々にユーザーの共感を得る事ができてその投稿が色々な人に広がっていく可能性があります。そのような意味でも、現在の状況を把握する術を知っておくことはSNSをやっていく上では非常に重要になってくると思います。
そこで今回は色々あるSNSの中でも、Twitterの利用はしているけれども分析の仕方がわからないという方向けにTwitterのツイートアクティビティやTwitterアナリティクスの画面の表示の仕方とそこで表示されている数字の見かたを簡単にご紹介したいと思います。
Twitterアナリティクスって何?
Twitterの自分のアカウントの現状を知るにはTwitterアナリティクスを利用します。TwitterアナリティクスとはTwitterから公式に無料で提供されていて、特に何かに申し込みをしたり新たなものをインストールする必要もなくてすぐにでも利用する事ができます。これを利用する事によってアカウントに関する様々な数字を把握する事ができます。
Twitterアナリティクスを表示する方法
まずはブラウザでTwitterにログインします。
ログインが完了すると自分のタイムラインが表示されると思います。
次に下の図の右上にある赤丸で囲った部分(丸いアイコン画像が表示されている部分)をクリックすると色々とメニューが表示されますので、その中にある「アナリティクス」をクリックします。
すると別画面が開きますので、そのページ左側に表示される「アナリティクスを有効にする」をクリックして有効にします。次回からは同じように「アナリティクス」をクリックすれば、すぐにアナリティクスのトップへと移動します。
今回はすでにこのアカウントは有効になっていますので、以下の画像のようなアナリティクスのトップがすぐに表示されました。
ここの数字を見ていく事によって、自身のアカウントの状況を知ることができます。
Twitterアナリティクスの見方
この画面は自身のアカウントの概要を表示しています。その中で一番最初に表示されている数字は過去28日間(4週間)の数字になります。
●「ツイート」…文字通りこの期間にツイートした数
●「ツイートインプレッション」…自身のツイートが表示された回数
●「プロフィールへのアクセス」…プロフィールが表示された数
●「@ツイート」リプライ(返信)の数
●「フォロワー」…フォロワー数
これらの横に表示されている数字は、前回の28日間と比べてどれくらい上がったか、あるいは下がったかをパーセンテージで表示しています。その下には期間内の変動が簡単なグラフ表示されています。
そして、その下には月ごとのデータの概要が表示されています。
●「トップツイート」…最もインプレッションを獲得したツイート
●「トップの@ツイート」…最もエンゲージメント(後ほど解説)を獲得した@ツイート
●「トップフォロワー」…もっともフォロワーがいるフォロワー。
●「トップのメディアツイート」…最もインプレッション数が高かった、画像付きのツイート
ここで大方の概要を知る事ができますが、さらに詳細な数字を下の画像の赤丸で囲った「ツイート」というボタンを押すと見る事ができます。
エンゲージメントとエンゲージメント率
この画面には、過去28日間の各ツイートがどれだけのインプレッション、エンゲージメントを獲得してエンゲージメント率がどれくらいあったかを確認する事ができます。
一番上のグラフは過去28日間の1日のインプレッション数とツイート数がグラフ表示されます。
投稿を見たユーザーがその投稿に対して何かしらのアクションを起こしたかを表すもので、それには
●ハッシュタグやツイート内のリンクをクリックされた数
●プロフィールのクリック数
●ツイートの詳細表示のクリック
●リツイートの数
●いいねの数
●ビデオや画像のクリック数
これらを全て合計したものがエンゲージメントとなります。
このエンゲージメントはユーザーが、ツイートに対して興味を示してくれてアクションを起こしてくれたという事を示していますので、インプレッション数も大事ですがこの数字を見て分析する事がとても大事になります。また、エンゲージメント率とはインプレッション数に対してエンゲージメントがどれだけあったかをパーセンテージで示す指標です。このパーセンテージが高ければ、ユーザーが高い関心を示して何かしらのアクションを起こしてくれた率が高いという事になります。逆にどれだけインプレッション数があったとしても、エンゲージメント率が低ければユーザーはただツイートを見ただけでアクションを起こしてくれていないという事になり、高い関心を示していないという事が言えます。
また下の画像の「トップツイート」ボタンを押すと、インプレッションの獲得数が多い順に表示されますので、どのツイートがインプレッション数が高くて関心を示してくれたツイートかを確認できます。
オーディエンス
どのようなユーザーが興味を示しているのかを知るには「オーディエンス」を見る事でおおよその参考になります。
「全てのユーザー」「オーガニックなオーディエンス」「フォロワー」で見る事ができて、インプレッション・エンゲージメントでデータを絞り込む事ができます。
●ライフスタイル
「上位の興味関心」をジャンル別で見る事が出来ますので、どんなジャンルが興味関心を引いているかが分析できます。
●人口属性
「国」・「地域」「性別」・「年齢」がパーセンテージで表されています。
このページではさらに「全てのユーザー」「オーガニックなオーディエンス」「フォロワー」を比較する事ができます。
自分のフォロワーと他の場合の違いがわかりますので、ここのデータを分析する事でペルソナを設定する事が出来、どのようなターゲット層にリーチしていけばいいかを考える事ができます。
まとめ
大まかですがTwitterアナリティクスの数字についてご紹介してみました。
ただ何気なくツイートをするのではなくこのTwiiterアナリティクスで具体的に数字を分析する事で、自身のTwitterへの関心・影響力を増す事が可能になりますので是非利用して見てはいかがでしょうか
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