ブログの目的は読者との絆作り
ブログを書くとき、ほとんどの人が「役立つことを書かないといけない」と考えがちですが、必ずしもその必要はありません。
ブログの目的はむしろ「読者との絆作り」です。そのためには、飽きない楽しい内容であることが重要だと言えます。
ブログを始めた理由が「商品を売る」ことであったとしても同様です。なぜなら、ブログは直接商品を売るものではなく、商品を売れやすくするためのものだからです。読者に楽しんでもらうことが、間接的に売上アップにつながっていくのです。
役立つ情報ももちろん大切ですが、学んでばかりではどうしても人は飽きます。教育的なことよりもエンターテイメントな要素で読者を惹き付け、リピーターを増やしていくことをまずは意識しましょう。
ブログを書くコツを10個ご紹介!
それでは、ブログを書く上で知っておくとよい10個のコツをご紹介します。
苦にならないようにする
ブログはリピーターを増やすことが目的の1つなので、書き続けなければ意味がありません。けれど、がんばりすぎて書くことが苦になっては継続するのが難しくなります。
そこで、「書く時間」「頻度」「文字数」を事前に決めてしまうとよいでしょう。
読者もあまり長い文章は読みたがらないものです。文字数は、書き慣れた人でも多くて5,000文字。初心者なら1,000文字程度が理想です。
これをコンスタントに更新していきましょう。毎日だと難しいのであれば、週2〜3回でもかまいません。「そろそろ更新されているかな?」と読者に思ってもらうためには、コンスタントな更新は不可欠です。
最初は書くのに時間がかかると思いますが、自然とスピードアップするので安心してください。筆者は元々書くことが苦手で、1,000文字書くのに1日以上かかっていた人間ですが、今では15分あれば1,000文字書けるようになりました。継続は力なりです。
日々メモを取る
日々の出来事をメモする習慣をつけましょう。人間は忘れる生き物ですから、メモを取っておくといろいろなことを思い出せて、ライティングをするときに重宝します。ライターにとってメモは必須事項です。
ネタと仕事を「無理やり」つなげる
例えば、飲食店のオーナーが、テレビで地元の町を紹介する番組を観たとします。しかし、残念ながら紹介されたのはほかの店で、自分の店はテレビに映りませんでした。
でも、ブログでは「無理やり」自分の店を登場させましょう。番組内容を紹介した後に、「自分の店もあそこに負けないくらいの気持ちでやっているのに、テレビでは取り上げてくれませんでした。でも、いいんです。あなたが来てくれればそれで」というようにつなげると、その店を知っている人のうちの何人かは実際に来店してくれるものです。
ポイントは「無理やりつなげて、売り込まない」。さりげなさが大切です。
書けないときは書く
意味がわからないかもしれませんが、これもやってみればわかります。
ブログを毎日のように書いていれば、「書くことがない」という日もあります。そんなときの1番の対処法が「書くこと」なのです。
書くことがないのは、頭の中が整理されていないからです。でも、日々生活をしていれば、書くことがないわけがないのです。「書けない」ことさえ書いてしまえば「書くことがないけど書いてみたブログ」になります。
大切なのは指を動かし、文章を書くことです。すると、勝手に頭が整理されて書けるようになります。騙されたと思って、ぜひやってみてください。
1つのブログで1つのテーマ
人は2つ以上のことを同時に見聞きすると混乱します。1つのブログでは1つのことだけを伝えるようにしましょう。
例えば、「ライター初心者向けのブログの書き方」というタイトルの記事なのに、セールスレターの書き方まで紹介されていたら、読んでいる人は混乱し、それぞれの書き方の違いがわからなくなってしまうかもしれません。
1つのブログにテーマは1つが大前提です。
読者を巻き込む
「あなたもそう思いませんか?」「この違いがわかりますよね?」というように、読者に質問をしながら、その答えについて語るブログは読まれやすいです。読者に一緒に考えてもらうことで、ブログに引き込むことができます。
この場合、読者層をある程度設定してから書き始めましょう。そうしないと対象が曖昧になり、かえって読者を引き込むことができません。
「みなさん」という言葉はタブー
ブログで「みなさん」という言葉をよく見かけますが、これはタブーです。なぜなら、読者は「みなさん」ではなく、1人の人間だからです。「あなた」という言葉を使いましょう。
結論から話す
結論から話し、その理由を伝える形が最も読まれやすいです。なぜなら、人はすぐに答えを求めたがるものだからです。すべての記事をこのようにする必要はありませんが、心がけておくとよいでしょう。
具体的な情景を描く
抽象的な言葉に人は心を揺さぶられません。「お金を稼ぐ方法」よりも「借金3,000万円を抱えた社長が1年で完済!その後も利益を伸ばし続けるために行った1つの方法」のほうが明らかに人を惹きつけます。具体的な情景が浮かぶように書くことを常に心がけましょう。
個人的なことを書く
あなた自身のことになんて誰も興味がないと思うかもしれませんが、一般的なことよりもずっと面白いです。自分のストーリーを書くと、それに反応する人は一定数以上必ずいます。自分自身のことでなくても、有名人や知人のストーリーでも大丈夫です。一般的なことは平凡で誰でも知っています。
あなただけのストーリーを書くようにしましょう。
鉄板のタイトルテンプレート3選
それでは最後に便利な「タイトルテンプレート」を3つご紹介します。
「〇〇に関する〇個の方法」
教育的な内容のブログで特に使われるテンプレートです。わかりやすいタイトルで、その問題について気になっている読者にも親切です。本文の最初のほうで具体的な方法を示してから、順に解説をしていくとよいでしょう。
「あなたは〇〇だと思ってはいませんか?しかし本当は・・」
常識的な質問を投げかけておき、すぐにその価値観を否定することで、読者の共感と興味を惹くことができます。本文では最初に結論を示し、次にその根拠を並べ、最後にまた結論を持ってきます。これは教育的なコンテンツにも、エンタメとしてのストーリーにもどちらでも使えます。
「これ見て(笑)」
とてもシンプルなタイトルですが、このタイトルにすると一定数以上のアクセスを獲得できます。本文には最初に画像・動画・URLを載せます。そして、それに対するあなた自身の意見を書きましょう。
コツは、あくまでも「意見」であることです。批評や否定だとイメージを損ねる可能性があるので注意してください。これも教育的なコンテンツでもエンタメでも使えます。
最も重要なことは「まず書くこと」
ブログを書くにあたって最も大切なのは「まず書くこと」です。すべてはここから始まります。誰でも最初は上手に書けないものです。しかし、読んでくれる人がいることで少しずつ自信になり、技術も上達していきます。
まずは書いてみるところから始めましょう。
そして、書き始めたら、ここで紹介した10個のコツをぜひ参考にしてみてください。
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