ブログ

【超便利】Gmail以外のメールをGmailで受信する

突然ですが、メールアドレスいくつ持っていますか?

会社のメールアドレス、個人用のメールアドレス、個人用でも携帯のメールアドレスやプロバイダー契約した時のメールアドレスなどもあって、管理が面倒になっていませんか?
Outlookやthinderbird、Apple Mailなどのパソコンのメーラーにメールアドレスを複数設定して管理している方もいるでしょうし、今ではスマートフォンでも複数のメールアドレスを受信できるようになりました。
これでもいいのですが、これだとパソコンやスマートフォンを持っていないとメールを確認できません。

そこでオススメなのが、Webメールです。

Webメールというとピンとこない方もいらっしゃるかもしれませんが、Gmailを使用している方は多いのではないでしょうか?
Gmailはインターネットに接続できる環境があって、ブラウザがあればどこでもメールの確認ができます。

まだGmailをお持ちでないという方は、一つ持っておくとメール、ストレージ、カレンダー、YouTubeなどを基本無料で使用できるのできます!
ぜひ取得してください。

今回はどうしても複数のメールアドレスを受信しないといけない方向けに、あらゆるメールをGmailで受信する方法を説明します!

Gmailで他のメールを受信するメリット

  • 一箇所に集中して管理できる
  • パソコン買い換えても設定かえなくてもいい
  • スマホにアプリいれとけば全てのメールをいつでも受信・返信できる
  • フィルタがしっかりしている
  • 無料

会社のメールアドレスは会社のパソコンで確認して、家用のパソコンは自宅のパソコンで確認して・・・すごく面倒ですよね。
先ほども言いましたが、Gmailで全てのメールアドレスを管理すれば、スマートフォンのGmailのアプリや、ブラウザから全てのメールの送受信が可能になります。

そんなに複数のメールアドレスをGmailで受信したらごちゃごちゃになって、どれがどのメールかわからなくなるんじゃないかという心配も無用です。
ちゃんとメールアドレスごとにメールは整理されていますし、全てのメールを一覧で見ることもできます。

それに、パソコンを買い替えたから、メールの設定をしないとという面倒なこともなくなります。

それならGmailにわざわざ設定しなくても、転送すればいいんじゃないの?
と思いますが、Gmailに設定するひとつのメリットとして、受信したメールにGmailに設定してあるメールアドレスから返信ができます。

少しわかりにくいので例を出して説明します。

■sample@i-style.vc(会社のメールアドレス)宛のメールを転送してtest@gmail.com(Gmail)で受信していた場合。
※Gmailでsample@i-style.vcの受信設定をせずに、単純に転送だけしていた場合

sample@i-style.vcにきたメールは転送されてtest@gmail.com(Gmail)で閲覧できます。
出先などで、sample@i-style.vcにきたメールに返信する必要が出てきた場合が困ります。
転送されてきたメールにtest@gmail.com(Gmail)から返信しようとすると、あなたの送信元がsample@i-style.vcではなくtest@gmail.com(Gmail)になります。

相手からすると、「test@gmail.com」って誰?となるかもしれませんし、仕事用で使用しているGmailならいいですが、あまり知られたくない場合もあると思います。
転送だけだと、送信元を変更できないというデメリットがありますy。

■sample@i-style.vc(会社のメールアドレス)宛のメールをtest@gmail.com(Gmail)で受信設定していたとします。
先ほどの転送の場合と同じシチュエーションでみてみましょう。

sample@i-style.vcにきたメールはtest@gmail.com(Gmail)で閲覧できます。
出先などで、sample@i-style.vcにきたメールに返信する必要が出てきた場合には、送信元を
sample@i-style.vc か
test@gmail.com の
どちらかを選択することができます。

これだと相手にはsample@i-style.vcの返信だとわかるので違和感などもないです。
ただ、ひとつ問題があるとすれば、普段はパソコンなどのメーラーでやり取りしていて、出先や緊急時はGmailから返信していたりした場合です。
Gmailから送信した送信メールはGmailにしか残らないので、送信メールを探したりする場合はパソコンとGmailの両方を探さないといけません。
これも、普段から全てGmailで管理していれば解決できることではありますが、会社のルールもあるので難しいところではあります。

本来であればGoogleの有料サービスのG Suiteというサービスを利用して管理するのがいいのですが、今回は無料でメール管理する方法をご紹介します!

まずはGmailにログイン

Gmailでの設定は、一つのメールアドレスにつき、「他のメールアドレスを追加」と「メールアカウントを追加する」の2つの設定を行います。
どちらから設定してもいいですが、一つのメールアドレスにつき2つの設定が必要ということだけ覚えておいてください。
今回は「他のメールアドレスを追加」してから「メールアカウントを追加する」する流れで説明します。


まずはGmailにログインします。


ログインしたら右上にある「歯車マーク」をクリックして、出てきたメニューの「設定」をクリック。


次に、上のメニューの「アカウントとインポート」をクリック。

Gmailにて「他のメールアドレスを追加」をする


まず始めに「他のメールアドレスを追加」を行います。
これはGmailから他のメールアドレスでメールを送信できるようにする設定です。
先ほどの転送との比較例でいうと、Gmailで受信したメールに、sample@i-style.vcから送信するための設定です。
「名前」のところの「他のメールアドレスを追加」をクリックします。

  1. Gmailで受信するメールアドレスを入力します
    (例:sample@i-style.vc)
  2. 次のステップをクリックします


SMTPサーバー、ユーザー名、パスワードを入力します。

SMTPサーバー

SMTPサーバーとはメールを送信する際に必要なサーバーなのですが、難しいことはおいておきましょう。
メールアドレスが発行された際に、必ず情報を受け取っているはずです。
わからなければメールアドレスの管理者に確認するか、発行元に確認しましょう。

ユーザー名

設定するメールアドレスを記載します。
例:sample@i-style.vc

パスワード

設定するメールアドレスのパスワードを記載します。

まずは、ポート番号や「TLSを使用したセキュリティで保護された接続(推奨)」はそのままで設定してみましょう。
SMTPサーバー、ユーザー名、パスワードを入力したら「アカウントを追加」をクリックします。


「アカウントを追加」をクリックすると、設定したメールアドレス宛に、下の図にあるようなメールが届きます。
そこに記載されている確認コードを(2)のところに入力し「確認」をクリックします。

メールが届ていてない場合は(1)にある「メールを再送信」をクリックしてください。
それでも届かない場合は、迷惑メールフォルダを確認するか、入力したメールアドレスが間違っていないか確認してください。


内容をぼかしているのでわかりにくいですが、
追加するメールアドレス:今回受信するメールアドレスが書かれています
確認コード:ここに書かれているコードを先ほどの(2)のところに入力します
受信するGmail:受信するGmailのメールアドレスです

【重要】
「このURLをクリックすればOK!!(承認完了!!)」部分に書かれているURLをクリックして承認する必要があります。
クリックすると下のような画面に行きます。


「確認」をクリックすると下の画面に切り替わります。


これで設定したメールアドレスでの送信が可能になりました!

次は受信する設定です。

Gmailにてメールアカウントを追加する

次に、Gmailでメールを受信する設定です。


「メールアカウントを追加する」をクリックします。

画面に「メールアカウントを追加する」というクリックするところがなければ、下記手順で進んでください。
右上にある「歯車マーク」をクリックして、出てきたメニューの「設定」をクリック。
次に、上のメニューの「アカウントとインポート」をクリック。


赤枠の中にGmailで受信したメールアドレスを記入し「次へ」ボタンをクリックします。


「他のアカウントからメールを読み込む(POP3)」が選択されていることを確認し、「次へ」をクリックします。


ユーザー名、パスワード、POPサーバーを入力します。

ユーザー名

設定するメールアドレスを記載します。
例:sample@i-style.vc

パスワード

設定するメールアドレスのパスワードを記載します。

POPサーバー

POPサーバーとはメールを受信するために必要なサーバーです。
SMTPサーバーは送信するために必要なサーバーでしたが、POPサーバーに関しても詳しいことはおいておきます。
POPサーバーもメールアドレスが発行された際に、必ず情報を受け取っているはずですので、わからなければメールアドレスの管理者に確認するか、発行元に確認しましょう。

【重要】
特別な理由がなければ、「取得したメッセージのコピーをサーバーに残す」にチェックを入れましょう。
チェックを入れておかないと、一番最初にメールをGmailで受信した場合、サーバーからメールが消えますので、まだメールを受信していないパソコンのメーラーなどで受信ができなくなります。

必要な情報を入力したら「アカウントを追加」をクリックします。


「はい」を選択すると、設定したメールでの送信設定にすすみます。
今回は先に「他のメールアドレスを追加」で送信設定を行ったので、ここでは「いいえ」を選択して「次へ」をクリックします。

これでGmailでGmail以外のメールの送受信ができるようになりました!

まとめ

いつでもどこでもインターネットがあればメールの確認ができるのはとても便利です。
最初は設定が面倒かもしれませんが、メリットの方が多いので、多くのメールアドレスの管理で困っている場合はぜひ利用しましょう。

メリット

  1. 一箇所に集中して管理できる
  2. パソコン買い換えても設定かえなくてもいい
  3. スマホにアプリいれとけば全てのメールをいつでも受信・返信できる
  4. フィルタがしっかりしている
  5. 無料

デメリット

  1. Gmailから送信すると、送信済メールがGmailにしか残らないので、他の端末から確認することができません
  2. 受信に若干時間がかかる

(1)は全てGmailで送受信するか、探す場合はGmailは検索機能もあるので見つけることは可能です。
(2)ですが、タイムラグはあります。
実際に使用して気になるようでしたら、緊急性の高いメールはメーラー(パソコン、スマホ)でも受信するようにするなど、工夫はできます。

これ以外のデメリットが思いつかないくらい、メリットの方が大きいのは確実なので、ぜひ試してみてください。

関連記事

コメント

この記事へのコメントはありません。

TOP