昨今非常に話題になっているサービスのQRコード(バーコード)決済。利用しておられる方も多いのではないでしょうか?
スマートフォンがあれば、簡単に買い物ができてしまう便利なものとして、あっという間に浸透した感があります。しかし、中には現金決済やクレジット決済しか経験のないのない方も相当数おられるのではないでしょうか?ここまで浸透してきたQRコード(バーコード)決済を今さら聞くのは恥ずかしいし、でも知りたいと思っている方に今回はQRコード(バーコード)決済って何?からPayPayを例にして始め方や使い方などのご紹介をしたいと思います!
そもそもQRコード(バーコード)決済って何?
ところで、そもそもQRコード(バーコード)決済って何?という方も中にはいるかもしれませんので、簡単に説明しますと、
商品を購入する際に、店頭レジに掲げられている専用QRコードをスマートフォンのカメラで読み取って、支払いをするという決済方法である。スマートフォンのアプリ上にQRコード(二次元コード)やバーコード(一次元)を表示して、店頭のバーコードリーダーやスマートフォンで店員に読み取らせる逆パターンもある[2]。
入金システムは、銀行口座と連携させてチャージしたり、金融機関の現金自動預け払い機(ATM)やコンビニエンスストアでのチャージといった方法があり、決済したら即座に引き落とされるプリペイド方式が一般的である。サービスによっては、クレジットカードと連携させて支払うポストペイ方式(後払い決済)に対応しているものもある。
引用ウィキペディア
商品を購入する際にレジで現金を出さずにスマホでカメラでQRコードやバーコードを読み取って(読み取ってもらって)商品などの代金を支払う事ができる決済方法の事です。
QRコード(バーコード)決済のメリット
現金やクレジットカード払いにはないメリットは何があるかというと、おおよそ以下の点が挙げられます。
現金をださなくても買い物ができる
今までは何か買い物をしようと思うと、(カード決済な別として)お財布の中に現金を用意しておかなければならなかったですが、QRコード(バーコード)決済であれば、現金を用意しなくてもお買い物ができるようになります。
時間や手間が省ける
お財布から現金をとりだし、レジで支払いお釣りがあれば受け取るといった手間が一切なくて、スマホでバーコードを読み取る、あるいは読み取ってもらうだけで支払いが完了しますので時間が短縮できます。
ポイント還元が受けられる
支払った額に応じてポイント還元がされたり、キャンペーンなどがある場合は支払った金額の何%が残高に戻ってくる場合もあるのでお得
(利用するQRコード(バーコード)決済サービスによって異なります)
ポイント還元が受けられる
基本的にはその場で残高決済になるので、通常のカード払いと違い使い過ぎの抑制にもなる
(QRコード(バーコード)決済は支払い方法でカードを使用する事も可能です)
安全性が高い
利用するには、スマートフォンを利用するので基本パスワード入力や顔認証などをしないと利用ができないようになっているので安全性という面でも高い
逆にデメリットは何があるでしょう?
●スマートフォンのバッテリーが切れていると使えない。
●利用できる決済サービスがお店ごとに違ったり、そもそも使用できる店舗が限られる。
今後どんどん増えては行くと思いますが、現状ではまだまだ使えないお店もあります。
QRコード(バーコード)決済にはどんなものがあるの?
現在では色々な会社が、独自にQRコード(バーコード)決済のサービスを提供しています。
その中でも代表的なものが
●LINE Pay
スマートフォンユーザーなら、おおよそ使用した事があるであろうLINEを使用したQR(バーコード)決済
LINEの友達と割り勘ができたり、相手の銀行口座を知らなくても簡単にお金のやりとりができると便利な機能があります。
●PayPay
ソフトバンク株式会社とヤフー株式会社の合弁によって設立されたPayPay社のQR・バーコード決済サービス
支払い方法はクレジットカード払いやYahooマネーと連携させて口座から支払う方法、残高としてチャージしてから支払う方法など多種の支払い方法が選択できます
●楽天Pay
楽天が運用するスマホ決済サービスで、楽天での買い物にも使用できポイントも貯まります。また楽天ペイに登録したカードのポイントもつきますのでポイントを貯めるとかなりお得な買い物ができる場合があります。
・200円につき1ポイント
・楽天ペイに登録したクレジットカードのポイント
●d払い
「d払い」は、NTTドコモが提供するコード決済サービスです。
利用料金は、クレジットカードやドコモの携帯料金との合算請求、dポイント払いにも対応します。ドコモの契約がない場合はdアカウントの作成とクレジットカードを登録することで使えるようになります。
●Alipay
世界最大のIT企業アリババグループが提供するモバイル決済サービス。
それぞれに良さがありますので、利用する状況に応じて使い分けをするのがいいと思います。
PayPayの始め方
アプリのインストール
数ある決済サービスの中から、今回はPayPayの始め方を例にご紹介したいと思います。
何はさておき、まず利用するためにはスマホのアプリをダウンロードしないとはじまりません。
まずはiOSであればitunes store
Androidであればgoogle playstoreからアプリをインストールします。
●電話番号とパスワードを設定するか、YahooのIDをお持ちの方はYahoo! JAPAN IDでログイン
●決済アプリの性質上SMS認証をしないと使えませんので、指示に従ってSMS認証を行います。
インストール方法はPayPay社のホームページに動画があるので、こちらを見ると分かりやすいかと思います。
支払い方法の登録
PayPayでの支払い方法には、PayPayアプリ内の残高で支払う、クレジットカードで支払う、Yahoo!マネーとの連携で登録口座からチャージして支払うなど複数の支払い方法が選択できます。
●クレジットカードの登録
PayPayで使用できるクレジットカードの種類は
VISA
MasterCard
JCB(Yahoo! JAPANカードのみ)
以上の3種類のみになります。もしお持ちでないなら、後ほど説明するチャージをする事ができるYahoo クレジットカードを取得するのもいいかもしれません。
【登録の仕方】
赤い丸で囲った「カード追加」ボタンを押すとカード番号入力画面が表示されますので、番号を入力するか、カメラを用いて直接カードを登録する事もできます。
●銀行口座の登録
銀行口座を登録すると、その口座から残高のチャージができるので便利になります。
【登録の仕方】
1. Yahoo! JAPAN IDの連携を行う
まずはYahoo! JAPAN IDの連携を行います。
① ホーム画面右下にある「アカウント」をタップ
②「外部連携」をタップ
③「Yahoo! JAPAN ID 連携する」をタップ
④「上記に同意して連携する」をタップします。
⑤連携するYahoo! JAPAN IDを設定(ログイン)します。
⑥ Yahoo! JAPAN ID の連携が完了
2. Yahoo!マネー/ウォレットを登録する
① ホーム画面の「支払い管理」をタップします。
②「Yahoo!マネーを登録する」をタップします。
③ Yahoo!ウォレット/マネーの登録を始めます。
④ 携帯電話番号を入力したあと、SMSに送信された認証コードを入力します。
⑤ 登録情報の確認・変更時などに使用する暗証番号と、表示名を設定します。
⑥ 登録が完了
引用 PayPay残高のチャージ、お支払いの設定方法 – PayPay
3. 「Yahoo!ウォレット」に口座を登録する
登録できる金融機関は下記ページを参照してください。
https://wallet.yahoo.co.jp/guide/about/payment_registration/debit/bank.html
口座の登録方法は少し難しいですが、口座からのチャージができるのでYahooクレジットカードを持っていない方は登録した方がいいかと思います。
残高にチャージする
アプリ内に残高があり、その中から商品などを購入する際に支払いをする事が出来ます。その残高を増やすのに使うのがチャージです。
チャージをするためには、先ほど上記で設定したYahoo!ウォレットの預金払い用口座に登録されている銀行口座か本人認証サービス(3Dセキュア)に登録済みのヤフーカードが必要になります。
PayPayの利用方法
PayPayでの支払い手段は、店舗に設置されたQRコードを読み取って支払う「スキャン支払い」と、スマホに表示したバーコードをお店のバーコードリーダーで読み取ってもらって決済する「コード支払い」があります。
① 「支払う」をタップし、お支払い画面に進みます。
② 現在選択されている「お支払い方法」をタップします。
③ 選択画面から「PayPay残高」を選択してください。
④ QRコード、バーコードを提示しリーダーで読み取ってもらいます。
⑤ 支払いが完了します
引用 PayPay残高のチャージ、お支払いの設定方法 – PayPay
以上がおおよそのPayPayの使用方法になります。
まとめ
最初の初期登録は少し難しい所もありますがそれをしてもあまりあるくらいのメリットがあると思いますので、これまで使用する事を躊躇していた人もトライしてみてはいかがでしょうか?
今までの現金払いやクレジットカード払いにはない便利さが実感できると思います。
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