集客に成功しているブログにはいくつかの共通点があります。
漠然とブログを書いているだけでも偶然大当たりすることはあり得ますが、それでは長続きさせることは難しいでしょう。
ブログでの集客を長く成功させるには、コツを知らなければいけません。今回は、集客できるブログ記事を書くために必要な、4つのコツをお教えします。
- 明確なターゲットを設定する
- 適切な記事タイトルをつける
- アクセス数ではなく反応率を意識する
- SNSなどを活用する
これらのコツについて、以下で詳しくご紹介していきます。
明確なターゲットを設定することで記事の内容も定まる
集客に成功するブログは、適切なターゲットを設定し、そのターゲットの悩みを解決するような記事を公開しています。
例えば、「30代のメタボに苦しむ男性」をターゲットにしたブログを運営していたとします。この場合、ターゲットは以下のような悩みを抱えています。
- ついつい食べ過ぎてしまうが、どうすればよいか?
- 運動する時間が取れないが、痩せている人はいつ運動しているのか?
- 健康的な食事メニューはないか?
このように、ターゲットが抱えている悩みを想定し、その悩みを解決するための記事を書くのです。記事によって悩みが解決して、その後の人生が変わり始めると、ターゲットの自分への信用が高まります。
この流れを繰り返すと、いつしかターゲットはあなたのことを全面的に信用し、あなたが「ダイエット商品」や「トレーニング器具」を紹介したときに反応してくれるようになります。
過度な売り込みは絶対に避ける
ここで絶対にやってはいけないことは、すべての記事で商品を売り込んでしまうことです。もちろん、集客したブログの最終目的がビジネスの拡大であったり、商品の販売であったりすることは否定しません。
しかし、すべての記事のいたるところに商品の広告が貼ってあると、「結局、この記事も商品を売りたいから書いているだけなのだろうな」と読者は考えてしまいます。
集客して信用を得るための記事と、問い合わせや商品販売に誘導する記事は分けるようにしましょう。集客のための記事では、とにかく読者に有益な情報を伝えることだけを考えて記事にしてください。
適切な記事タイトルはアクセスアップにつながる
集客に成功するブログは、記事に適切なタイトルがついています。
記事の読者は検索エンジンから流入することが最も多く、適切なタイトルになっているかどうかでアクセスされるかどうかが決まるからです。
魅力的な文章は、次の文章を読みたいと読者に感じさせます。しかし、その文章を読んでもらうためには、読者にクリックされるようなタイトルをつける必要があるのです。
記事の内容がひと目でわかるタイトルにする
記事のタイトルは記事の内容がひと目でわかるものにしなければなりません。
例えば、30代のメタボに苦しむ男性をターゲットに、腹周りのぜい肉を落とす記事を書いたとします。
その記事のタイトルは「僕が考えたダイエット法」とするより「メタボ男性必見!1日5分で理想の腹筋にするダイエット法」とするほうが、記事の内容が伝わります。
もちろん誇大広告のようなタイトルはいけませんが、記事の内容と一致しているなら、より読者の関心を引くタイトルをつける必要があります。
SEOを意識したキーワードを入れる
記事タイトルには、SEOを意識したキーワードを入れる必要もあります。
SEOとは、Search Engine Optimizationの略称であり、検索エンジンで上位表示されやすいようにサイトを最適化するという意味です。
読者は、検索エンジンを使用して記事にたどり着きます。記事タイトルに読者が検索するようなキーワードが含まれていないと、どれだけ有益な記事であっても読まれる回数が減ってしまうのです。
とは言え、「ダイエット」などあまりにも検索数の多いものでは、上位に表示させることは困難になってしまいます。
「メタボ ダイエット」「メタボ 男性 ダイエット」など、2つ〜3つほどの複合キーワードを意識することで、より検索上位に表示されやすくなるでしょう。
Google検索で表示されるタイトル文字数は「全角32文字」
Google社の検索エンジンで検索すると、表示されるタイトルの文字数が全角32文字となります。この32文字のスペースを有効に使うことが最適な記事タイトルとなります。おすすめのタイトルの付け方は「前半16文字+後半16文字」とすることです。
前半で何に関する記事なのかを端的に説明し、後半に読者の関心を引く言葉を入れてみましょう。
例えば、「Excelの便利機能24選!いつの間にかできる社員!?」のようにすることで、ひと目で何についての記事かがわかり、読者の関心を引くことができます。
アクセス数よりも実際に反応をくれた読者の数が重要
集客で成功するブログとは、ただアクセスが集まるだけのブログではなく、集めたアクセスがその後の反応につながるブログのことです。
仮に1日1000アクセスを集めようとも、そこから「問い合わせ」「広告のクリック」「商品の販売」につながらなかったら意味がないからです。
反対に、1日100アクセスしかなくても、そこから5件の反応があれば、前者のブログよりも集客に成功しているブログと言えます。
必要に応じてCTA(コール・トゥ・アクション)を入れる
CTAとは、ブログの訪問者に対して、自分が取ってもらいたい行動を促すことを言います。例えば、以下のような目的でCTAが必要になります。
- 自分が展開しているビジネスの問い合わせをしてもらう
- 自社が発行しているメルマガに登録してもらう
- 商品を購入してもらう
このような場合、上記の行動を取ってもらうように記事のどこかで読者の行動を促す必要があります。CTAの効果が最大限に発揮されるのは、記事直下です。
記事を読み終えて満足した読者に対して、「商品の販売ページに誘導する」「まずはメルマガに登録してもらい、信用を得る」「別の集客ページに誘導する」などの行動を取ってもらう一文を入れると良いでしょう。
ブログを更新したときはSNSなどを活用してブログへの流入を増やす
ブログを更新したときには、ブログが更新されたことを周知しなければなりません。記事を公開して数日経つと、徐々に検索エンジンに反映されるのですが、流行りに乗った記事を書いた場合やアクセスの流入元を増やしたいときなどは、SNSを活用することをおすすめします。
特に、Twitterなどのツールは、ユーザと簡単につながれる利点があります。あなたが普段からTwitterユーザとの交流を深めていると、こちらの呟きを多くのユーザに拡散してもらえるメリットがあります。
これによって、流行りに乗った記事があっという間に拡散されていくわけです。
「一時的」なのか「継続的」なのかを意識する
先ほどご紹介したTwitterであれば、呟きがどんどん流れていくので一時的なアクセスを増やしたいときに役に立ちます。しかし、しばらくするとアクセスの流入が止まってしまいますので、定期的に呟く必要があります。
反対に、継続的にブログのアクセスを増やしたいのであれば、YouTubeなどの動画メディアを活用することをおすすめします。ブログでは伝えきれない情報を動画メディアで発信し、動画の末尾や動画の概要欄でブログに誘導すれば、継続的なアクセスが期待できます。
このように、集客に成功しているブログはさまざまな取り組みを行っています。
今回解説したもの以外にも多くのノウハウがありますが、極論をいえば「読者のためになることをする」ことが集客の極意です。
信用を得ることから商品の販売まで、すべては読者に幸せになってもらうために行う、という意識を忘れないようにしましょう。
コメント