運用のコツ/考え方

【初心者向け】Facebook広告とは?種類・メリット・セグメント・費用まとめ

2017年9月時点において日本国内でFacebookを利用しているひとの数は2,800万人になっており、今も利用者は増えているそうです。
ちなみに全世界では20億人の人が利用しています。

参考:国内MAU2,800万人突破!ミッション変更後のFacebook、日本における今後の展望

これだけ利用していれば知らない人の方が少ないのではないでしょうか?
弊社でもお客様からFacebook広告についてご相談いただくことがあります。

単純に考えて、Facebookに広告を出せば、日本国内だけを考えると2,800万人にあなたのサービスをアピールできます。

またビジネスでFacebookを利用することはとても有効です。
投稿すれユーザーにアピールや告知が可能で、コメントをうけつけることによりユーザーとコミュニケーションをとることができます。
さらに、ユーザーが拡散することで新たなユーザーを確保できるなどメリットが多数あります。
これらのことが無料できるサービスがFacebookです。

今回はそんなFacebookに広告が出稿できるFacebook広告についてご紹介します。

Facebook広告

先ほども述べましたが、Facebook広告とは国内で2,800万にの人が利用しているサービスに広告を出すことができるサービスです。

Facebookのタイムラインを見ていると、知り合いの投稿や自分の興味のある情報以外が表示されているのを見たことがありませんか?

PCの場合は下記の図の赤枠で囲まれた2箇所に表示されているのがFacebook広告です。

Facebook広告のメリット

faceboo広告のメリットは何といってもセグメントを細かく指定できるところです!

セグメントとは集団を購買意欲などによってグループ分けしたもののことです。
たとえば、Facebook広告ではユーザーを地域、年齢、性別、趣味・・・というように分けられており、これらを組み合わせて広告を表示するユーザーを設定することが可能です。

そして、その細かく分かれたセグメントを組み合わせることによって、あなたのサービスの対象となるユーザーにピンポイントに広告を表示してアピールできます。

他にもWebの広告で有名なGoogleアドセンスというものがあります。
これはGoogleで検索した際に、検索キーワードに合わせた広告が表示されるというものです。
Googleアドセンスでも年齢や性別、世帯収入(現在のところ、アメリカ、日本、オーストラリア、ニュージランドでのみ使用可能)などでセグメント可能ですが、Facebookは年齢や地域など、ユーザーが登録した情報をもとにしてセグメントされるので、より正確にわけられているはずです。

Facebook広告の一番のメリットは、

セグメントを細かく設定でき、ピンポイントで自分たちのユーザーにアプローチできる

ということです。

これによって「25歳から30歳までの女性で、金沢駅から半径5km以内に住んでいるユーザー」というユーザーにだけ広告を表示することが可能になります。
無駄がなくなりますし、効率がいいですよね。

Facebook広告のセグメントの種類

セグメントの種類についてみていきましょう。
非常に細かく分けられているので、最初は戸惑うかもしれません。
気をつけなければいけないのは、ターゲットをピンポイントで指定できるのが最大の強みでもありますが、指定の仕方によってはアピールできる層が非常に狭くなることです。

設定する際にはそのことも考えて設定しましょう。

カスタムオーディエンス

  • 地域
  • 年齢
  • 性別
  • 言語

地域

  • この地域に住んでいる人
  • 最近この地域にいた人
  • この地域を旅行中の人

上記3つから選択して、エリアの指定は国や地域はもちろん、市区町村単位まで指定が可能です。
また、地図上で指定した地域から半径80kmまでという指定までできます。

たとえば石川県金沢市の金沢駅を地図でピンを立てて、そこから半径1km~80kmの範囲という指定ができます。
半径の最小値(1km~)は選択した場所によって違うようです。

年齢

13歳から64歳までを1歳刻みで指定できます。65歳以上は「65+」となっており、ひとくくりで指定します。

個人的には子供に広告表示しても・・・と思います。

子供が広告見る → 大人にせがむ ですかね・・・

性別

すべて、男性、女性が選択できます。

言語

言語を設定することで、国籍を絞ったターゲティングが可能です。
通常は何も選択しないでよいと思います。理由は下の注意を参照してください。

注意
注意しないといけないのは、この「言語」はFacebookのプロフィールで設定してある言語を参考にします。
たとえば日本人向けだから日本語を設定したとします。
面倒だからとか、後から選択しようと思って言語で日本語をを選択していない人には表示されません。
意外と言語設定していない人もいるので、日本人向けであれば何も設定しなくてよいと思います。

詳細ターゲット

  • 利用者層
  • 趣味・関心
  • 行動
  • その他のカテゴリ

利用者層

  • 学歴
  • ファイナンス
  • 住宅
  • ライフイベント
  • 子どもがいる人
  • 政治(米国)
  • 交際
  • 仕事

さらにこれらの項目もまだ細かく設定可能です。
例)学歴→不明、修士号、博士号、大卒・・・

趣味・関心

  • スポーツ・アウトドア
  • テクノロジー
  • ビジネス・業界
  • フィットネス・ウェルネス
  • レジャー施設
  • 家族と交際関係
  • 買い物・ファッション
  • 趣味・アクティビティ
  • 食品・飲料品

さらにこれらの項目もまだ細かく設定可能です。
例)スポーツ・アウトドア→アウトドア活動、スポーツ

行動

  • Automotive
  • B2B
  • Charitable donations
  • ファイナンス
  • Job role
  • Media
  • Purchase behavior
  • Residential profiles
  • Travel
  • その他のカテゴリ
  • アメリカンフットボール
  • デジタルアクティビティ
  • モバイル機器ユーザー
  • モバイル機器ユーザー/機器の使用期間
  • 多文化
  • 旅行
  • 海外駐在者
  • 消費者の分類
  • 記念日
  • 購入行動
  • 購買行動

アメリカンフットボールというのがアメリカらしいですよね。
もちろんこれらの項目もまだ細かく設定可能です。
例)旅行→よく旅行する人、通勤者

その他のカテゴリ

  • Facebookカテゴリ

その他のカテゴリは一つですが、その中もセグメント分けされています。
例)Facebookカテゴリ→Nail Care

Facebook広告の種類

画像広告

画像を使用した広告です。
表示する画像によって成果が左右されます。
比較的簡単に動画素材を準備できる広告です。

動画広告

動画でアプローチしたい場合に使用します。
動画の作成はFacebookのページで直接作成する方法と、Facebookの広告ツールにて作成が可能です。

参考:動画を使用した広告

カルーセル広告

何枚もの写真をスライドして表示できる広告です。
1つの広告で10枚まで画像や動画を登録できて、それぞれ別のリンクをつけることが可能です。
商品やサービスを表示して、それぞれのランディングページや詳細ページに誘導することが可能です。

コレクション広告

メインビジュアル(画像、動画、スライドショー)と商品画像が表示される広告です。
広告がタップされるとFacebookアプリから移動することなく高速表示で商品などを閲覧できます。
小売業や旅行業に適しています。

スライドショー広告

画像や動画から簡単に動画のようなスライドショーが制作でき、効果も動画に匹敵する威力を発揮します。
制作もパソコンやスマートフォンから数分で制作できます。

キャンバス広告

Facebookアプリ(スマートフォン、タブレット)にて表示され、タップをすると画面いっぱいに拡大され、広告を拡大したり、移動して詳細を見ることができます。
公式サイトのような雰囲気を出せるのが特徴です。

Facebook広告の費用

Facebook広告の費用は広告主であるあなたが決めることができます。
好きな費用を設定しておき、その費用に達した場合には自動で広告が表示されなくなりますので、広告の予算を超えてしまうようなことはありません。

まとめ

Facebook広告のメリットはなんといっても細かくセグメント設定をすることでピンポイントでターゲットにアプローチできることです。

ただ、ユーザーがFacebookで設定している情報をもとにしえているため、あまり設定を細かくしてしまうと、広告を表示したいターゲットに広告が表示されないということも起こりうります。
ですので、細かく設定は出来ますが、どうしてもという場合以外には詳細まで設定しないで運用するとよいでしょう。

また、運用する際はセグメントを組み合わせたものを2,3通り同時に運用しましょう。
Facebookでは広告の成果を測定したデータを見ることができます。

同時にいくつかを運用することで、どのセグメントの組み合わせの広告が効果のあるものか?というのが見えてきます。
その効果をみて、効果のない組み合わせにかける費用を減らして、効果のある組み合わせに予算をまわすというような運用をしていきましょう。

ホームページの更新と同じで、運用しながら、一番いい組み合わせや広告の形式をみつけていきましょう!

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