こんにちは。高橋です。
これからi-Styleの社内のことや、考えていることなど、発信していきたいと思います。
突然ですが、i-Styleの理念は「Always happy and mindful」(いつも楽しく、心を豊かに)です。
ITを通して、この理念を実現していくことをミッションとしています。
こちらの理念に忠実に、よりこれから事業に集中していくために、「しないことリスト15ヶ条」をつくりました。
まずは下記をご覧ください。
i-Style 「しないこと」リスト15ヵ条
1. 電話をかけない、出ない
2. 無駄な会議をやらない
3. 紙を使わない(ペーパーレス)
4. 人と会わない
5. 通勤しない
6. 100点を目指さない
7. 繰り返し同じことをやらない(繰り返すことはすべて動画化)
8. 全部自分でやらない(プロに頼む)
9. ITを活用できない事はしない
10. 自分が嫌な仕事をしない
11. 理念に共感出来ない相手とは、どれだけ売上が上がっても取引しない
12. 特定の組織に所属しない
13. 売上目標に固執しない
14. 守りに入らない
15. サービス向上に妥協しない
こちらの 「しないこと」リスト15ヵ条」は、お付き合いのある経営者が使われていたのを参考にさせていただき、こちらに深く賛同しましたので、少し考え方などアレンジを加えて弊社のしないことリストとして使わせていただいています。
簡単に一つ一つなぜしないのか?を解説させていただきます。
1. 電話をかけない、出ない
i-StyleのビジョンはITを通して「いつもの楽しく、心を豊かに」です。
ITを活用する見本になる企業として、たくさんの企業を支援するため、品質が高いサービスを安く提供するためにはどうしたらいいか、を考えてきました。
その一つとして、電話対応に使っていた時間をなくす!です。
電話対応をやめ、サポートにかかるコストを削減したところ、生まれたメリットは下記です。
・営業マンがいらない
・目の前のタスクに集中できる
・地元だけでなく、全国にサービスを展開できる
・少人数でも多数の顧客のサポート対応できる
・品質の高いサービスを安く提供できる
このように、i-Styleとお客様双方にとってメリットがあります。
社内でも、緊急時のみ電話OKとしていますが、年に1回あるかないかです。
パートナーやお客様にもご理解いただける企業様のみ取引をさせていただきたいと考えています。
2. 無駄な会議をやらない
そもそも「無駄な会議」とはどんな会議でしょう。
それは、
・開催自体が目的になっている
・ダラダラ時間を使ってしまう
・何も決まらない
の3拍子が揃った会議ではないでしょうか。
無駄な会議は本業の作業時間を圧迫し、残業が増えてしまう可能性があるので、以下のルールを取り入れています。
・社内のコミュニケーションルール※を徹底することで不要な会議をなくす
・冒頭でテーマと目的を参加者に共有する
・事前準備をしっかりする
・会議時間は15分までとし、基本ZOOMで行う(50分まで事前に申請することで時間を延ばすことが可能)
・会議の参加人数は5名まで(進行役・仲介役をいれる)
上記をルールを決めてからは無駄な会議をやらないことを徹底できています。
※・・・別の記事で紹介予定
3. 紙を使わない(ペーパーレス)
元々社内ではペーパーレスでしたが、完全リモートワークになってからさらにそれが加速しました。
請求書や領収証、納品書などはもちろん、取引先からいただく書類もすべてスキャンし、クラウドにあげています。
完全にペーパーレスにしたことにより、以下のメリットが生まれています。
・コスト削減(紙、インク、プリンタ代、封筒、郵送代、スペース代など)
・探す手間が省ける(検索で一瞬で知りたい書類を見つけることができる)
・書類の共有が簡単に
・クラウドの権限設定を使って情報漏洩リスクの削減
そもそもプリンタを持たない、紙をいれるスペースを与えないといった工夫もしています。
4. 人と会わない
リモートワークは日本でも普及してきましたが、海外の先進的な企業では「一度も会ったことがない人とチームを組み、その後も会わずにリモートで働き続ける」ことが普通になってきています。
日本だと、「一度とりあえず会いましょう」となり、会うことを重ねて議論を重ねていく、という信頼関係の築き方をするので、時間が圧倒的に割かれてしまいます。
海外の一部の人々は、「目的」と「ゴール」さえ決まってしまえば、チャットでのやり取りを中心としたオンラインのミーティングだけで物事を進めていくことも多く、その結果スムーズに仕事が進むので現場で即意思決定でき、スピード感のある仕事の進め方ができます。
インターネットの普及で時代の流れがますます早くなる一方で、時間をかけすぎていると市場や競合の状況はどんどん変わっていき、気がつけばライバルに差をつけられていた、と感じている方も多いのではないでしょうか。
i-StyleはITを活用する見本企業になる!と考えているため、人と会わなくても素晴らしい仕事ができる、ということを広めたいと考えています。
5. 通勤しない
今でこそリモートワークで仕事をすることが普通ですが、以前i-Styleも会社に出社して仕事をしていました。
その際、僕やスタッフが通勤にかけていた時間は平均で片道30分。
往復で60分。
1週間で5日間出勤しているので300分(5時間)。
1ヶ月で1200分(20時間)。
1年でなんと14400分(240時間)=10日間。
こうやって考えると衝撃ですよね。
地方だと車で移動していることが多く、移動しながら仕事やインプット作業をすることも難しい。
仕事をしている時間はもちろん、自分の自由な時間は豊かな心を持つためにもっとも重要な資源なので、通勤時間をなくし「通勤しない」ということを徹底しています。
6. 100点を目指さない
仕事を進めていく上で100点を目指さない、これはスピードが求められる現代では最も重要なことの一つです。
完璧(100点)を求めすぎると時間がかかりすぎてしまうばかりか、まわりと方向性が違うとまた時間をかけてやり直しになってしまうことになります。
自分の100点が、まわりの人たちにとっても100点であるとは限らないため、まずは60点くらいで出してしまい、まわりからのフィードバックをもらいつつ、完成度を高めていくことが大切です。
たまに100点をとるよりも、60点を安定して取り続けていくことが重要だと考えています。
7. 繰り返し同じことをやらない
人は付加価値創造が得意で、ITは繰り返し作業が得意です。
このそれぞれの強みを活かし、人が単純作業を繰り返ししないように常に改善を意識しています。
・2回以上同じことを話す可能性のあること
・一番セールスがうまい○○さんのトーク
・システムの使い方
・社内のルール
などなど、上記に当てはまることはすべて動画を撮影してYouTubeへアップロードし、社員やパートナーがいつでもみれるようにしています。
i-Styleでは社員全員にYouTubeのプレミアムプランを会社から支給しているため、広告も表示されず、ダウンロードして隙間時間に動画を見たり、バックグラウンドで再生することも可能です。
これにより、上司は教育にかける時間コストを削減でき、部下も上司の時間を奪うことなく隙間時間などを活用し何回も動画を見返えすことができます。
創造的な、人が直接指導した方がよいと判断したことは時間をかけて教育するようにしています。
8. 全部自分でやらない(プロに頼む)
作業を一から十まですべて自分でやるよりも、得意な領域だけを自分でやってしまい、あとはプロ(得意なスタッフや外注)に任せてしまいます。
そのほうが結果モチベーションを維持できますし、質の高い仕事ができるからです。
時間は企業にとって最も重要な経営資源だと考えていることから、社員やパートナーの得意なことや好きなことを必ず聞くようにしています。
9. ITを活用できないことはしない
ヒト・モノ・カネ・情報といった経営資源の乏しい中小企業であっても、ITを活用すれば大企業と対等に戦うことができます。
i-Style自身が中小企業であり、経営にITを活用する企業の見本として、訪問営業や、電話営業を一切することなく、インターネット上のみで営業しています。
10. 自分が嫌な仕事はしない
人はそれぞれ強みと弱みを持っています。
自分が得意なこと、好きなことをする時は楽しく、心が豊かになりやすいため、これはi-Styleの理念に直結しています。理念を第一と考えているため、嫌な仕事や苦手な仕事を社員やパートナーに任せないようにしています。
得意な人に任せるか、外注してしまい、得意なことをさらに伸ばしていく工夫をしています。
11. 理念に共感できない相手とは、どれだけ売上が上がっても取引しない
i-Styleの理念は「Always happy and mindful」(いつも楽しく、心を豊かに)です。
ITを通して、この理念を実現していくことがミッションです。
コミュニケーションの取り方やしないことリストなど、仕事に対して独自のルールを設けていることが多いため、合わないことがあるのも普通だと考えていますが、合わない人や企業と無理に付き合ってお互いにいいことはありません。
この理念に共感していただけない会社とは、どれだけ売上が上がっても取引しません。
お客様は神様ではなく、一緒に成長していく関係だと考えているため、理念に共感していただけない方と取引はしません。
12. 特定の組織に所属しない
i-Styleは特定の団体や教会に所属するなど外部の活動は行いません。
目の前の課題に徹底的に向き合い、その課題解決のために必要と判断すれば単発で外部のセミナーに参加することはありますが、所属してしまうとやることが増えて、最重要である自社の問題に迅速に向かい合うことができなくなるため所属はしません。
13. 売上目標に固執しない
目標は大切ではありますが、数字に追われて出る成果は一時的で続くものではありません。
社員やパートナーが無理をして顧客に迷惑をかけないよう、目安はありますが決して無理はしません。
数字の最高責任者は経営幹部であり、売りやすく教育、仕組み化することが最も大切だと考えています。
14. 守りに入らない
「同じ作業をし続ける」「数年前とやってることが変わらない」はいわば「守りにはいっている」と考えます。
会社が同じことをし続けると時代の変化が激しい現代では大きなリスクになってしまいます。
経営者はどんどん新しい風を取り入れ、前に進まなくてはいけません。
一人がずっと仕事を抱え込んでしまうと部下は新しいチャンスを得ることができず、成長のチャンスを潰すことになってしまいます。
上司の持っている仕事はどんどん部下へ権限委譲し、「次」にチャレンジすることが重要です。
常に前進し、新しいチャレンジをし続けたいと考えています。
15. サービス向上に妥協しない
i-Styleでは、ITを活用する見本になる企業として、自社で実際に活用してみて本当によかったサービスや商品を発信していたり、ITを活用した仕組み化をご紹介していたりします。
自社のサービスにおいても自分たちがまずは本当に良いサービスだと判断できない場合は販売をストップし、改善に努めます。
常に顧客の立場を最重要とし、常にサービスの向上に努力し続けることをお約束します。
最後に
「しないことリスト15ヶ条」、これからこれを徹底して守り、理念であるITを通して「Always happy and mindful」(いつも楽しく、心を豊かに)を実現していきたいと思います。
ITを活用し、この「しないことリスト15ヶ条」を徹底していくことでやるべきことに集中でき、きっとスタッフやパートナー、お客様関わる人全てがきっと楽しく、心豊かになると信じています。
これからさらに、ITを活用する、新しい働き方のお手本になる企業として頑張っていきたいと思います!
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