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2017年最新版!SEO対策で抑えておくべき5つのポイント

Webサイトの運営において、SEOは欠かすことのできないものです。

SEOとは、Search Engine Optimizationの略称であり、検索エンジンで上位表示されやすいようにサイトを最適化する施策全般を指します。

今日まで、さまざまなSEO対策が生まれては消えていきました。2017年現在では、必ず意識しておかなければならないSEO対策もあれば、すでに必要のないSEO対策もあります。
Googleの検索エンジンが進化し続ける限り、SEO対策も変化し続けるからです。

そこで今回は、2017年現在で、最も有効かつ重要な5つのSEO対策をご紹介します。

1.「モバイルファーストインデックス」導入によりモバイル対応が必須に

現在では、Googleの検索エンジンを利用するユーザの多くが、スマートフォンやタブレットなどの機器を利用しています。

Googleはこの現状に対応するため、2016年には「モバイルファーストインデックス」の導入を正式にアナウンスし、2017年~2018年までには実際に導入される予定となっています。

モバイルファーストインデックスとは、「モバイルユーザ向けに作られているサイトを検索エンジン上で優遇する」という施策です。

現在、あなたの運営しているサイトがモバイルに対応しているかどうかは、Googleが提供している「モバイルフレンドリーテスト」のためのツールを利用すればわかります。URLを入力し、実行ボタンを押すだけで、数秒後にはモバイルフレンドリーかどうかが判定できるという便利なツールです。

参考:あなたのサイトはとっくにモバイルフレンドリーですよね?

どれだけ良質なコンテンツを提供していても、モバイル対応がないばかりに、SEO上不利になる時代が来ているのです。
一度SEO上で不利になってしまうと、後々モバイルに対応した時に、どれほどの期間でアクセスが回復するかは現状ではわかりません。

手遅れにならないように、今すぐにでもチェックしましょう。

2.タイトルにSEOを意識したキーワードを入れるだけではダメ

seo最適化タイトル

記事タイトルにSEOを意識したキーワードを入れる手法は、2017年現在まだまだ健在のSEO対策です。
しかし、キーワードを並べているだけのタイトルに興味を惹かれるユーザーはいません。
ユーザーは自分の抱えている悩みを解決したり、自分が知らない情報を知ったりするために検索エンジンを利用します。

ユーザーがどのようなキーワードで検索するかをあらかじめ予測し、そのキーワードを記事のタイトルに含めると共に、ユーザーの視点に立ったタイトル作りによって、検索上位に表示するのです。

Googleの「キーワード プランナー」というサイトでは、キーワードを検索するとユーザがそのキーワードでどのくらい検索をかけているかを知ることができます。
タイトルの作成時にはとても役立つサイトです。

また、そのキーワードを含むタイトルの記事がどれくらい存在するかを知る「競合性」などの表示も可能です。
しかし度々になりますが、これらのツールやキーワード、検索数や競合性などは、タイトルを決める一つの要素に過ぎません。

いちばん重要な事は、ユーザーの視点に立つ事。これを忘れてはいけません。

検索結果に表示される「全角32文字」を最大限に活かす

ここで気をつけておきたいことは、「Googleの検索結果には、タイトルのうち全角32文字までしか表示されない」ということです。

これ以上長いタイトルをつけると、タイトルが省略されてしまい、最も読んでもらいたいタイトル部分が読まれない可能性もあります。全角32文字以内に収めることを意識しましょう。

また、タイトルは「前半16文字+後半16文字」を意識した作成方法がおすすめです。半分は読者の興味を引く内容、もう一方を検索されるキーワードを含んだタイトルをつける、という方法です。

例えば、「今の仕事は辞めるべき?退職を決意するのにふさわしい理由7選」のように、キャッチーな前半部分と、「退職」「理由」などのキーワードを含む後半部分とに分けることで、検索エンジンにも評価され、ユーザーにもクリックされる記事タイトルが完成します。

3.今は「被リンク数<良質なコンテンツ」の時代

当然のことに思われるかもしれませんが、良質なコンテンツを多数用意することも、2017年のSEO対策では重要になっています。

以前は、被リンク数(他サイトにリンクされている数)によって上位表示される時代でしたが、現在の検索エンジンでは被リンクが多いだけの記事は上位表示されなくなっています。

「良質なコンテンツ」=「ユーザが求めているコンテンツ」

では、何をもってして良質なコンテンツと言うのでしょうか。

結論から言うと、「ユーザが本当に求めている情報が書かれている記事」が良質なコンテンツとなります。
Googleには「ユーザの利便性を第一に考える」という理念があります。検索エンジンも日々アップデートされていきますが、これもすべてユーザのために行っていることです。

今までにもグレーな手法や完全に違法な手法で、検索エンジンの上位にユーザにとって意味のない記事が表示されることはありました。しかし、そのような記事は検索エンジンの進化とともに検索結果から排除されています。

つまり、検索エンジンの進化による影響を受けない記事、優遇される記事は、「ユーザのために作られた記事」なのです。

  • ユーザがどのようなキーワードで検索するか?
  • ユーザがそのキーワードで検索した理由や抱えている悩みとは?

上記2点を考えてサイトを運営すれば、長期的には必ず検索エンジンに優遇されるようになります。

ユーザを惹きつけるカギは「オリジナルの要素」

しかし今では、多くのサイトで同じような情報を入手できる時代がやってきています。このような時代では、「情報+あなた独自の切り口」を盛り込んだ記事にすることが重要です。

  • 可愛いキャラクターが優しく解説してくれる
  • 読んでいるとエンターテイメント作品を見ている時のように面白い

このような独自の切り口を記事に盛り込めば、さらに記事を魅力的にしてユーザをサイトに惹きつけることができるでしょう。

記事を「作成」するだけでなく「運用」する意識を持つ

ユーザにとって本当にためになる記事を書きたいなら、定期的にコンテンツを見直す必要があります。
記事の作成時は最新の情報でも、数年後には古くて役に立たない情報になっていることもあるからです。
また、「当時は正しかった理論が、今では間違っている」といったのように、悪意なく間違った情報を掲載してしまうケースもあるのです。

「記事を作成する」のではなく「記事を運用する」という視点で、サイト運営に取り組んでください。

4.サイトのテーマに沿った「専門性」の高いサイトは評価される

サイトのテーマを絞って情報発信をすると、サイトの専門性が高まります。この専門性を、Googleは高く評価しています。

例えば、あなたが「Webマーケティングに関するサイト」を運営していて、そこにAという記事を追加したとします。このとき、Aという記事がWebマーケティングに関する記事であれば、Aに対する検索エンジンの評価が通常より高くなる、ということです。

また、専門性を高めたサイトには、本当にその情報を求めている濃いユーザが集まるため、検索エンジンから流入したユーザがサイトに留まる時間(滞留時間)が長くなる傾向があります。これも、検索エンジンの評価を高める大事な要素となります。

5.自然な被リンクの獲得であれば現在もSEO対策として有効

リンクをもらえる記事

被リンク数によるSEO対策の時代は去りましたが、そうは言ってもその効果がゼロというわけではありません。不自然な被リンクはGoogleの評価にはつながりませんが、自然な被リンクを獲得することは、2017年現在も有効なSEO対策のひとつです。

関係のないジャンルのリンクが無数に貼られていても不自然なだけですが、すでに人気のあるページからリンクを貼られたり、自分が運営しているサイトと同ジャンルのリンクが増えたりすると検索エンジンの評価は高まります。

反対に、不自然な被リンクは検索順位に良い影響がないどころか、ペナルティを受けてサイト全体が検索の評価外になってしまうことがあります。

また、長期的にサイト運営を成功させたいのであれば、自然なリンクが貼られているように見せて検索エンジンを欺く、といったグレーな手法は避けましょう。

このように、2017年現在でもSEO対策は必須です。特にこれからはスマートフォンやタブレットなど、携帯端末でインターネットを行う時代ですので、モバイル対策に乗り遅れないようにしましょう。

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